渋川市立渋川北小学校 ことばの教室
 

ことばの教室について

群特研について

渋川北小学校

担任の先生へ ‐ことばのおくれ‐

言語発達遅滞のある子どもの理解と配慮
渋川市立渋川北小学校 ことばの教室
 

◎こんな心配はありませんか

  • 何を言っているかわかりにくい。
  • 文法的におかしな話し方をする。
  • 単語の羅列だけで文としてつなげられない。
  • 発音の誤りがある。
  • 意味の伝わりにくい話し方をする。
  • 言えることばの数が少ない。
  • ことばのやりとりが上手にできない。
  • 周囲の状況を考えず勝手な行動をしてしまい、親や先生を困らせることがある。
  • 人のすることにあまり興味を示さず、見よう見まねで覚えようとする気持ちが少ない。
  • 一人で遊んでいることが多く、無理に仲間に入れても遊び方がわからないことがある。
 

◎言語発達の遅れをきたす要因

  • 聴覚障害(ことばが歪んで聞こえたり、音が小さく聞こえるため言語発達が遅れる。)
  • 対人関係の問題(コミュニケーション能力の発達の遅れなど)
  • 知的発達の問題 ・言語学習に限定された特異的障害(中枢神経系の機能障害が疑われる。)
  • 発生発語器官の機能障害(脳性麻痺や口蓋裂など)
  • 不適切な言語環境(虐待や2か国語などの養育環境の問題など)
 

◎担任の先生にお願いしたいこと

◯学級集団の中にとけ込むようにする
 ・学級のみんなと一緒にできること、認められることの喜びや充実感がもてるような、場の設定を工夫して下さい。
 ・遊べる友達を作ってあげることは、集団の仲間意識を高めることにつながります。
 ・子どもの気持ちや様子を理解して下さい。

◯話す必要感や意欲を高める
 ・子どもからたくさん話しかけてくるように、子供の話に耳を傾けて下さい。
 ・一緒に体験したことを具体的に話しかけてみて下さい。
 ・読み聞かせもことばを豊かにすることにつながります。
 ・朝の会や帰りの会での発表も、子供によっては効果的です。

◯わかりやすく話しかける
 ・その子に理解しやすいように、その子の話すことばや会話の長さに合わせて、話しかけて下さい。
 ・身振りを交えて話しかけると、理解しやすい子もいます。
 ・絵・写真・文字など視覚的な手がかりは、ことばの理解を助けます。
 

◎ことばの発達をうながすために家庭で心がけること

 「ことばが言える」「言えない」という見た目の出来映えにとらわれないで、子供の中に「ほんとうのことばの力」を育てましょう。「ほんとうのことばの力」は、場面が変わっても発揮でき、応用が利き、豊かに広がる可能性を秘めています。ことばは、人と人との関わり合いの中で育ちます。人から一方的に教えられるものではなく、子どもが自分から覚えていくものです。そのために、親子で共に楽しみながらおしゃべりができる関係づくりを心がけ、日々のくらしの中で経験をつんでいくことが、最良の方法ではないでしょうか。
 

【ことばのビル】

(出典:『ことばをはぐくむ』 中川信子著 ブドウ社)